喪中でも年頭の一枚:長生きして「もみじ」を歌ったお袋が10月に亡くなりました。昨年いただいた喪中のはがきを見て驚きます。100歳とか99歳というような超高齢者が多いのです。そうなると、うちのお袋は93歳ですから若い方です。
私は「年頭の一枚」を描くことにしてきました。親父の亡くなった年も休まずに描き続けてきました。喪中のはがきを私によこしながら、「毎年の絵は楽しみだから送ってくれ」という人が出てきたからです。
昔は賀状に使うために描いていたのですが、年賀はがきを使わなければ、喪中の方にも送ることができる体裁にしています。
今年はモンサンミッシェルの風景です。島の全景を描いてみたことがあります。ところが貧相な江ノ島みたいになって気に入らず没にしました。
それ以来の挑戦です。