随筆コーナー

キャッチャー甲斐のこと


飯田武昭(6期)


月いちの楽器(サックス)のピアノ伴奏講師との合わせの日で、昨日、徒歩30〜40分(タクシーで10分程度)にある市の公民館に出かけました。

毎回のちょっとの楽しみは市の公民館に備え付けの地方紙「神戸新聞」に眼を通すことです。

神戸新聞は勿論、地方(兵庫県)の時々に話題を記事にしていることの他に、何故か世界情勢(今ならトランプ大統領の日替わり発言)、日本の政局や参議院選挙、スポーツはアメリカ大リーグ、日本のプロ野球(今なら放っておいても勝ち続ける阪神タイガース、御免なさい)、高校野球の地方予選、女子バレーボール・ネーションズ・リーグ、ウインブルトン・テニス大会と何せ網羅の範囲が広いので興味本位で読むには格好の新聞に思っています。

ところで、昨日の新聞紙上で目に留まったのはスポーツ記事は2つでした。

一つは元阪神タイガースの藤波投手(大リーグでも目が出ない)を横浜dNAが獲得に乗り出している。二つ目は現東京ジャイアンツの甲斐キャノンのことを元中日ドラゴンズの名捕手中村武志がコメントしているコラム(添付)。

私はプロ野球の大ファンでも無ければ特に詳しい訳でもないですが、まあ人並みには状況を楽しんでいる程度です。

元阪神の藤波がどこへ行こうが関係ないと言えば関係ないですが、致命的な制球難と彼は彼なりに戦って来ていて、戻ってくるとしたら阪神かな〜(他の球団は取りたくない?)という程度の関心度です。

二つ目のキャッチャー甲斐キャノンは、ソフトバンク時代の一昨年の栗山監督率いるWBCで正捕手としての強肩を私なりに高く評価し続けている選手で、今年にジャイアンツに入団してから序盤戦ではバッティングも素晴らしく、何故ソフトバンクが出したのかと訝っていました。

最近の試合にあまり出場していないので気にはなっていましたが、昨日のこの記事(山陰中央新報が出処)で良く理解出来ました。中村武志捕手は1994年の巨人対中日の10・8決選時代の正捕手で、過日亡くなった長嶋茂雄さんからも“たけし”と呼ばれ、“たけし、星野監督とは上手くやっているか“と時々声を掛けられていたと長嶋さんの訃報時に話していたのが印象的でした。

この中村武志のコメントで驚いたのは、肩が弱るとキャッチャーは投手にストレート球種を要求する頻度が増し、そこを相手バッターに狙い打ちされるというコメントです。

プロ野球に詳しい方には、そんなこと以前から知っているよという程度の話ですが、添付記事をご笑覧ください。

2025/07/12 飯田武昭

  

マスク目線〈中村武志〉
巨人・甲斐キャノンに陰り

         2025/7/9 04:00

  巨人で甲斐の出場機会が減っている。開幕直後は失礼ながら予想外に打撃が好調で、攻守で存在感を示した。だが、次第にバットは湿り、チームがなかなか勝てなくなると、先発マスクを譲る試合が増えた。 強肩が健在なら出番を維持できただろうが、近年は盗塁阻止率が低下し「甲斐キャノン」に陰りが見えていた。セ・リーグに移っても復活は遠いようだ。まだ32歳。私は一番、脂が乗っていた頃で衰えはやや早いように感じてならない。 ここ数年、体が大きくなったことが気になっていた。「打てる捕手」が希少な現代野球にあって、打撃でパワーアップを志向したのか。筋力強化したことで打撃は力負けしないようになっても、守備では二塁送球時に肩周りの動きが悪くなったり、足の運びが鈍くなったりと弊害があるとみていた。

 二盗を防げなくなってくると、捕手は自信のなさから配球が速球に偏ってしまう。プロの打者がそこを見逃すはずがなく、狙い打たれるリスクは格段に高まる。私も現役生活の終盤、そんなジレンマに直面した。 何より甲斐のディフェンス面に期待していた阿部監督は頭が痛いことだろう。獲得時には一本立ちしつつあった岸田の出番を奪うとの批判もあっただけに今、甲斐がさいなまれている重圧はよく分かる。(韓国プロ野球起亜コーチ)

  


編集部 6期の飯田さんから、原稿「甲斐捕手のこと」が届きました。

またまた、1か月ぶりの投稿です。編集部のかっぱにとって有難い、有難い先輩です。と前回も書いた通りです。

飯田さんは確か今年86歳です。よくぞ、原稿を書いています。精神年齢が若いのです。

(2025/7/12・かっぱ)