コロナ禍で2年延期となり、3年振りに、第10回定期演奏会を開催しました。満員のご来場をいただき、満足できる演奏会になりました。田中理恵さんのピアノ伴奏も素晴らしく、拍手も盛大でした。ご来場、ご支援いただいた皆様に感謝申し上げます。ご来場者のコメントを掲載します。(川村和男)
ー 来場者のコメント ー
以下は川村君のお客様からの感想です。
koさん メンバーは70-80代の方22名、ご高齢ですが皆さん矍鑠として見た目も声もお若い。そして紅一点の田中理恵さんがピアニストを務めています。当合唱団とつながりの深い作曲家
故中島はる の人となりと作品の紹介に続いて組曲「柳川風俗詩」と組曲「水のいのち」、休憩を挟んで「Rakan sings Mitch
Miller」の4ステージ構成です。
第10回という節目の回に、これまでの合唱団の活動とメンバーおひとりおひとりの合唱人生を振り返るようなプログラミングでした。
中島はるという方は羅漢の演奏で初めて知った作曲家です。日本の伝統や自然を愛したひとだったようで、一節ずつでしたが歌われた曲はどれも平易な旋律と透明な和音から日本語の美しさが浮かび上がってくる趣。じっくり聴いてみたい曲たちです。
「柳川風俗詩」と「水のいのち」はどちらも合唱を楽しむひとだったら知らない人はいないような名曲中の名曲。メンバーの皆さんも学生時代から機会あるごとに歌い込んできたのでしょう、練られたハーモニーに積み重ねた人生の年輪が加味されて味わい深い演奏でした。とりわけ「水のいのち」はすばらしく、感動しました。
ピアノの田中さんが、ご本人も合唱の指導をされているだけに、詩の意味を掬い取るようなニュアンス豊かな伴奏をされていたのも強く印象に残りました。
後半は衣装もカジュアルなものに替えての英語の歌。
かつて子供のころに、テレビのなかで指揮するヒゲの外国人とその後ろでリズミックな意味不明の歌をうたっていたオジサンたち、ミッチ・ミラーと彼の合唱団をおぼろげながら覚えています。そんな彼らの歌を、羅漢の皆さんも若き日にタイムスリップしたかのように歌われていたのがなんとも微笑ましかった。
そしてアンコールを4曲。
田中さんのピアニカとピアノの同時弾き、モーツァルト風カデンツァ付き「早春譜」を聴けたのも思わぬ拾い物でした。
この演奏会もコロナ拡大の影響で2年延びたとのこと、こうして無事終了して関係者の皆さんの感慨もひとしおでしょう。
Yaさん 「水のいのち」こんなにドラマチックな曲だったんですね、素晴らしかったです♪
流れる水を思わせる流麗な指揮も良かったです。
Kaさん 満席の来場者の中、皆さんの気持ちの入った演奏を聴かせていただきました。水のいのち、女声とは違う迫力ある演奏でした。4人も指揮者を輩出される団、素晴らしいですね。皆さま、それぞれ違う個性が生かされた演奏会でした。
Yaさん どのステージも羅漢らしさが溢れ素晴らしかったです。水のいのちの指揮&演奏は緩急がきっちりで素敵でした。
Taさん 羅漢の10回定期演奏会開催おめでとう御座いました。皆様変わらずお元気で、羅漢の良質のハーモニーを楽しませていただきました。川村さんの指揮、「水のいのち」の演奏、素晴らしかったです。
I さん どのステージもまとまりのある良い演奏でした。各パートのピッチも揃い、品のある音色だったと思います。感心しました。
Miさん 「水のいのち」流れるような指揮で、皆さんそれについて素晴らしい合唱、大変懐かしく聴かせていただきました。盛り沢山の企画コロナの中、よく皆さんこなしていましたね。楽しい時間でした。
kiさん 昨日は、素晴らしい演奏会を、ありがとうございました。皆様の熱い思いが伝わってきました。「水のいのち」の重厚な合唱、早春賦の、ピアノと合唱の絶妙な掛け合い。堪能させていただきました。
Oさん 昨日は楽しいコーラスを堪能させて頂き、ありがとうございました。曲の組み合わせも多様性に溢れ大いに楽しめました。懐かしいミッチーミラーも盛り上がりましたネ。ピアニストも達者な方で、ピアノとピアニカの同時演奏という曲芸を成功されたのには驚きました。
Saさん 妥協のないゆるぎない音楽、そしてユーモアあふれた温かい雰囲気はやっぱり羅漢の演奏でした。
男声合唱団の「水のいのち」ステージは素晴らしく、混声とは異なる力強いエネルギーを感じました。実力あふれるピアノの先生の魅力にふれることができるのも、羅漢の演奏会の楽しみです。
chi
さん 男声の「水のいのち」、初めて聴かせて頂きました。川村さんの指揮の下で素晴らしい演奏でしたよ。素敵なお仲間と今後も益々ご活躍を期待しております。