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切手の初日カバー

2024年1月


須藤武美(9期)

本日は切手の初日カバーについてご紹介したい。

初日カバーとは、新しい切手が発行された時、その切手を封筒や絵はがき等に貼り、発行当日の日付印(消印)を押してもらったものを、切手収集の世界では「初日カバー」と呼んでいる。

英語では「First Day Cover」といい「FDC」とも略称される。

日本で最初に記念切手の発行と同時に、記念印(特殊通信日付印)が作られたのは明治39年4月29日に発行された日露戦争凱旋観兵式記念切手(明治三十七八年戦役陸軍凱旋観兵式記念郵便切手)の時である。

切手の発行は4月29日であるが、観兵式が行われたのは翌日の4月30日であった(インターネットによる)。このため、日付印は4月30日となっている。

今回は、この日本最初の初日カバーをはじめ、大正時代に至る初日カバーをご披露したい。

これらは私の祖父 須藤角蔵(明治8年生)の遺品である。

1.日露戦争凱旋観兵式(明治39年4月30日)

2.大日本海軍記念日(明治39年5月27日)

3.大婚25年記念(大正天皇銀婚式記念)大正14年5月10日

4.その他の記念日等(何かの記念日に、既発行の切手を貼って記念印を押した絵はがきも含まれる)

5.以下、切手が欠落し、絵はがきのみ  

(2024/1/7)


1.日露戦争凱旋観兵式(明治39年4月30日)

当時のはがきは「POST CARD」ではなく「CARTE POSTALE」であった。

 

2.大日本海軍記念日(明治39年5月27日)

3.大婚25年記念(大正天皇銀婚式記念)大正14年5月10日

 

4.その他の記念日等(何かの記念日に、既発行の切手を貼って記念印を押した絵はがきも含まれる)

 

 

5.以下、切手が欠落し、絵はがきのみ  


編集部 須藤写真館が凄い古い写真を送って来た。明治・大正時代の骨董品です。

皆さん、画像を一杯まで大きくしました。小さな文字も見えそうです。

(2024/1/7・かっぱ)