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男声合唱団羅漢からの活動報告


太田 (16期)

男声合唱団羅漢からの活動報告です。

羅漢は中島はるさんが作曲された男声合唱曲「旅」を初演するために結成した合唱団です。その後、はるさんの書き下ろし譜を、はるさん自らのピアノ伴奏で練習、演奏したほか、練習後の飲み会で大いに語り合ったものです。残念ながらはるさんは病を得て早逝されたのですが、羅漢としてははるさんの作品を世の中に紹介すべく、折に触れ演奏することにしています。

昨年11月12日に行った第12回定期演奏会では「長崎をうたう」として、「ふるさと(夜景)」「精霊船」「デジマノキ」、そして「ひいらぎの花」「乾杯の唄」などを取り上げました。その他のステージでは、ラインベルガーの「ミサ曲へ長調」、高校から大学時代に口ずさんだアメリカのポップソングを取り上げました。

次回の第13回定期演奏会は、林光編曲による「日本抒情歌曲集」、ジョン・ラターの「Choral Works」、そして、はるさん晩年の力作「中原中也最晩年の三つの詩」を演奏します。「少女と雨」「初夏の夜に」「夏の夜の博覧会はかなしからずや」の3曲ですが、はるサウンドとも言うべき独特の和音と苦闘しているところです。

10月9日(木)、みなとみらいホール小ホールにて、夜19時開演の予定です。ぜひ皆さんお越し下さい。

この他の活動としては、日本ウクライナ国際芸術祭に2年続けて参加。ウクライナの愛唱歌を原語で披露しました。

この数年、メンバーが鬼籍に入ったりして、やや寂しくなりましたが、まさに十六羅漢が揃って原則月2回、演奏会が近づけば毎週金曜日に集まり、男声合唱のハーモニーを楽しんでおります。

(2025/4/14)


編集部 羅漢代表の太田 誠君からの「羅漢便り」です。

10月のコンサートは、皆で聴きに行きましょう。

(2025/4/14・かっぱ)