2014年6月22日、「歩こう会」はJR橋本駅から京王線聖跡桜ケ丘駅まで、多摩の丘陵地帯、約20kmをウォーキングしました。出発の時から小雨が降っていましたが、午前中には雨が上がるとの情報を得ていたので、天候はあまり気にせず、歩いていたのです。
小山内裏公園を通り、JR南大沢駅に近づいたころは、ほとんど雨が上がり、やれやれと思っていました。
駅前のレストランで食事をし、さあ「歩くぞ!!」っと気負って、外に出てみると、、、土砂降りの雨。へこみました。「歩こう会」メンバーの諸氏も不安げな面持ち。ままよ、ここで気持ちが折れたらおしまいや!!!っと、みんな決死の覚悟で行進を再開。
首都大学東京(旧称:東京都立大学)を通過するあたりでは激しく降っていた雨が、しばらくすると小降りになってきて、野猿街道に近づいたあたりでは、ほぼ雨が上がっていました。
そこから私たちはかつての面影が残る丘陵地帯の道をしばらく歩きます。やがて多摩テック(2009年9月30日閉鎖。現在は跡かたもない)脇を通って、多摩動物公園に向いました。
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動物公園の昆虫館では、花々に億満まんの蝶が舞う光景に圧倒され、アフリカ園ではライオンバスに乗り,間近でライオンと向かい合う。
気性の荒いアフリカゾウの前でしばし足を止め、その圧倒的な存在感に息をのむ。かつての我が少年時代の多摩動物公園とはまた違う世界を存分に味わわせてもらった時間でありました。
私たちはここから公園の前を流れる川に沿って、ふたたび歩き始めます。お昼の雨が嘘のように薄日が差し始めています。 小一時間も歩いたでしょうか、大きな川と合流する地点に来ました。
誰かが「あら、多摩川に似ているわね」と。いや、正にその多摩川だったのです。前方にこの日の打ち上げ会場を予定している聖跡桜ケ丘のビル群が見え始めました。
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