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江の島のチューリップ


須藤武美(9期)


湘南の冬は、晴れると春を思わせるぽかぽかの陽気になります。この時期、江の島の山頂にあるサムエル・コッキング苑には、2万本のチューリップが一斉に花を咲かせ、少し早めの春が届けられます。

ウインターチューリップは、普通の球根を春処理化した特別な球根です。本来のチューリップは、自然の冬の寒さを過すことで春に開花します。この特性を生かして、夏場から冷庫の中で球根に寒さを会わせ、春処理化を施すことにより、冬に咲かせる事が出来るのです。

イギリスの貿易商であるサムエル・コッキングは明治2年(1869年)に来日、横浜にコッキング商会を設立しました。後に日本人女性と結婚し、明治15年(1882年)、江の島頂上部に私財を使って和洋折衷の大庭園建設に着手、明治18年(1885年)に完成しました。この後、時代の変遷や大正12年(1923年)の関東大震災により荒廃しました。この跡地を昭和23年(1948年)に藤沢市が買収し、平成15年(2003年)4月29日「江の島サムエル・コッキング苑」としてオープンし現在に至っています。

本日は、平成29年1月に撮影した写真をご披露させていただきます。

(2017/1/16撮影:須藤武美)



編集部 すっかり花撮り爺さんになった須藤武美君(9期)が「江の島のチューリップ」をGoogle Photoで送ってきました。3時間前のことです。

彼は別メールで「撮影日は平成29年1月16日」と書いてきました。ついに須藤写真館もボケたかと思ったところ、平成29年とは一昨年のことです。同じ1月、いやぁ紛らわしい。かっぱは翻弄されました。

今回は大パネルに編集しました。こういうのも綺麗です。(2019/1/15・かっぱ)