慶應義塾大学混声合唱団楽友会
 

慶應義塾大学混声合唱団楽友会
第61回定期演奏会(報告)

 

門田 知大(58期・12年度幹事長)


ご無沙汰しております。定演まで幹事長を務めておりました、58期の門田です。

まずは、2012年12月17日(月)、杉並公会堂で行われた第61回定期演奏会が無事に終了しましたことを、ご報告致します。今年も2階席まで埋め尽くさんばかりのお客様にご来場していただくことが出来ました。

演奏会は3ステージから構成されており、第1ステージの「Songs」は編曲者直々のピアノと共に歌うという稀有な機会に恵まれ、第2ステージでは学生指揮者(58期:山口苑子)が手塩にかけて指導してきた「白秋による三つの楽想」を演奏しました。第1ステージは曲調が次第に暗くなっていったのに対し、第2ステージは(学指揮の性格を反映してか)明るい曲調で推移し、印象的なコントラストをなしていたように思います。そして、メインとなる第3ステージでは、宮沢賢治の童話「なめとこ山の熊」に、会友の林光先生が曲を付けられた合唱劇「なめとこ山の熊」を披露しました。

第1・2ステージの曲は5月の六連や7月のマリスステラコンサートでも演奏して参りましたが、メインステージは定演だけで披露することになるため、夏休み以降の練習の多くは「なめとこ山の熊」に充てられました。この作品は音程や拍子が複雑であるだけではなく、宮沢賢治の独特な世界観が色濃く反映されていることから、練習を始めた頃はこの作品を理解し、歌いこなせるのか不安に思うことも多々ありました。しかし、数か月に及ぶ団員の頑張りと先生方のご指導によって、本番では盛大な拍手をいただき、お客様の心に留まり続けるような舞台を披露することが出来ました。

ご来場いただいたお客様に配付したアンケートの集計結果を本文末尾に添付致しました。残念ながら今回はお越しになれなかった皆様も、第61回定期演奏会、そして今の現役(58〜61期)が如何ばかりのもので、どのようなものをお客様に伝えることが出来たのか、この「生の声」から思いを巡らしていただけると幸いです。

昨年は、例年以上に楽友三田会の皆様から様々な面でお力添えをいただきました。2011年のオール楽友ファミリーコンサート(AGFC)を始めとして、昨年11月は楽友三田会合唱団定期演奏会において現役有志の者がドイツ・レクイエムをご一緒させていただく等、近年は三田会の皆様との交流が活発になっており、現役としては非常に貴重な経験をさせていただいております。私個人は卒団を目前に控えておりますが、せっかく始まった良い流れが簡単に途切れることのないよう願っています。

定演に限らず、昨年は楽友三田会の皆様には大変お世話になりました。末筆ではございますが、現役を代表して御礼申し上げます。そして、今後とも現役へのお力添えをよろしくお願い致します。(2013/1/31))


■日 時:2012年12月17日(月)18:30開場 19:00開演
■会 場:「杉並公会堂」大ホール 

<演奏曲目>

♪『Songs』より
めぐり逢い、昨日のしみ、三月のうた、MI・YO・TA、死んだ男の残したものは
作詞:谷川俊太郎、荒木一郎
作曲:武満徹 編曲:寺嶋陸也
指揮:栗山文昭
ピアノ:寺嶋陸也

♪混声合唱組曲『白秋による三つの楽想』
風、蛍に、月夜の谿
作詞:北原白秋 作曲:萩原英彦
指揮:山口苑子(学生)

♪合唱劇『なめとこ山の熊』
原作:宮沢賢治 作曲:林 光
指揮:栗山文昭 演出:しままなぶ
フルート:渡辺泰
ヴィオラ:木村恵子
ファゴット:高橋誠一郎
パーカッション:加藤恭子
照明:大鷲良一(創光房)

    

 
 


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