慶應義塾大学混声合唱団楽友会

レポート

サマーコンサート2021いろ”

 


阿竹俊哉(67期・幹事長)


こんにちは。楽友会67期幹事長の阿竹と申します。先日楽友会のサマーコンサート2021”いろ”が無事終演いたしました。ご来場いただいた方、応援してくださった皆さま、また、当日の会場にてお手伝いをしてくださった皆さまに御礼申しあげます。ありがとうございました。

⇒  サマーコンサート2021”いろ” 案内

実は楽友会は今年度に入り、コロナ禍が始まった前年度よりも練習ができない日々が続いておりました。ようやく本番の2週間ほど前になり対面での活動が許可され、みんなで歌を合わせるということが叶いました。これまでも楽友会は直前に何かと詰め込みがちというのがお家芸のようなものではありましたが、今までにないほど速いスピードでサマーコンサートに向けての準備をすることが強いられました。

特に入団したての新入生にとっては直前の練習が厳しく感じられた部分があったかもしれませんが、反対に何が何だか分からないうちに一つの演奏会を経験するという不思議な気持ちになった人もいるかもしれません。コロナ禍になってからは上級生にとっても初めての体験が多く、コロナの前では団員全員が手を取り合い、気遣いあって協力することが大切だと感じました。本番はとにかく今享受できる「お客さんの前で歌える」という喜びを噛み締め、団員一同全力で演奏を披露し、充実した時間を過ごせたのではないかと思います。

また、サマーコンサートの準備を進めている期間に我らが楽友会の大先輩である小林亜星さんの訃報が飛び込み、急遽、『青春讃歌』を歌うこととなりました。『青春讃歌』を歌っていて改めて「この世がどのように変わっても 若者の心は変わらない」という詞と我々がおかれている状況を照らし、妙に運命的な何かを感じざるを得ませんでした。

状況がどうであれ、青春の若者の心が変わらないという小林亜星さんのメッセージはやはり真実であると今回のサマーコンサートの開催をはじめとする我々の活動が証明しているのではないかと誇らしく思います。しばらくは楽友会の団員の活発な笑顔もマスクによって大部分が隠されてしまう日々が続くのではないかと思いますが、これからも笑みと歌を絶やさず活動し続けます。まずは、年末の記念すべき第70回の定期演奏会まで今ある青春を全力で駆け抜けたいと思います。 (2021/7/24)


当日のリハーサルに臨む団員。最終確認です。


今回で最後のサマーコンサートとなる4年生。


演奏会前の集合写真。いい笑顔です。 ↑クリックで拡大


オーダーを真剣に整える団員。  ↑クリックで拡大

    


編集部 幹事長の阿竹君から「サマーコンサート”いろ”」のレポートが送られてきました。

後日、今年度の大学楽友会の役員リストを送ってもらいます。このページの冒頭に入れようかと思いましたが、別ページに掲載することにしました。

というわけで、アップが2日遅れましたが、どうぞ、今年の「サマコンレポート」をご覧ください。(2021/7/26・わかやま)


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