コンサート終了後、私に声を掛けてくださった方は皆「とても良かったよ!」「ありがとう、楽しかった!」と言ってくれました。また、後日、「ファミリー・コンサートとても良かったんだってね。○○さんから聞いたよ。私も行けばよかった。」というメールもいただきました。

開会の挨拶
楽友会OB/OGの言葉ですから、多少割り引いて考える必要があるかもしれませんし、このホームページに掲載されている写真や音声付の動画を見ると、それほどいい演奏会だったとは思えないという方もいらっしゃるとは思います。でも、私は、とても良い演奏会だったと思っています。当日来場された方は約150名、出演された方は約250名ですが、出演された方も演奏していないときは客席で聴いていましたので、509の客席の7割から8割が埋まっている状態で、ちょうど良い混み具合でもありました。
演奏会の最後に、市村副実行委員長が「今回の演奏会がよかったと思う方は、お帰りの際に、受付にある募金箱にワンコインを(500円)を寄付していただきたい」旨を閉会のあいさつの中で申し上げたところ、約11万5千円もの寄付が寄せられました。このことをみても、多くの方が満足されたものと思います。また、岡田先生ご夫妻からは、「私どもも皆様のお心遣いを頂きながら参加出来たこと、心からうれしく感謝しております」とのお葉書をいただきました。
2年前の代表幹事会で「高校楽友会から楽友三田会までのあらゆる楽友グループが一堂に会し、歌い、楽しむイベントとしてのファミリー・コンサートを開催してはどうか」との提案がされてから、いろいろと準備を進めてきましたが、なにしろ初めての試みで、このホームページに掲載されている写真アルバム(「市村紙芝居」)の末尾のスタッフ一覧を見ていただければお分かりのとおり、司会・音声・照明・舞台設営など演奏会の運営に必要なことはすべて楽友メンバーで行った手作りの演奏会ですから、実際にうまくいくかどうか不安はありました。
しかし、始まってみると、久馬隆宏さんと兎田由香里さんの司会は、ぶっつけ本番とは思えない流ちょうな司会で、また、ステマネの井尾雄二さんの的確な差配と出演者のご協力により、ステージは1分の狂いもなく予定の時刻どおりに進行しました。さらに、ステージと客席が一体となった全体合唱も、ほぼぶっつけ本番(出演者はステリハのときに、一度だけ通しで練習しました)であるにもかかわらず、素晴らしいハーモニーを奏でました。
このように素晴らしい演奏会になったのは、演奏会の運営を支えてくれた楽友の能力の高さと、出演者・来場者を含めて楽友会という絆で結ばれた楽友メンバーの心が一つになっていたことによるものと思います。
もちろん、当日、行き届かなかった点はあると思いますし、反省すべき点も多いと思いますが、再び開催するときに生かしていければと思っています。また、残念ながら、高校楽友会・女子高楽友会に参加していただけず、大学楽友会の会長でいらっしゃる大西公平理工学部教授もポーランドでの学会にご出席のため出演していただけなかったのですが、再び演奏会を開催する際には、ぜひ参加していただきたいと思っています。
演奏会を終えた今、無事に演奏会を開催できたことに安堵するとともに、多くの楽友に対してただただ「感謝!」の思いでいっぱいです。(9月11日)
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