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暑中見舞い: といっても、年代により受けとめ方は様々のようです。学生の皆さんは今こそ好機、とばかりに灼熱の太陽の下、海に山に、あるいは合宿所で思いきり汗をかいて楽しんでおられることでしょう。そう、この時期の合宿でようやく新入生と先輩たちの間に一体感が根付きます。そして譜読みも終わり、美しいハーモニーに磨きがかかることでしょう。 |
中年となるとそうはいきません。仕事に忙殺されて夏休みどころでない人もおられるでしょうし、育児・家事・介護等々の家族サービスで疲れ切ってしまう方も多いと思います。そういう方々にこそ本当に「暑中お見舞い申しあげます」なのかもしれません。 私も含め、隠居の身になるとまた違った意味あいになります。単なる気候のあいさつではなく、「見舞い」に切実さが加わり、「お前さん、体は大丈夫か、まだぼけてはいないかえ?」を意味します。これに対する返信が「お前さん、年をとったら『風邪ひくな、転ぶな、義理を欠け』というぜ。ホームページなんかに熱中していて大丈夫か?俺は、月末から手術で入院だわ」といった情けないものになります。 事実、OSF男声合唱団は初会合から3年になりますが、この間に入院治療した者3名。幸い皆軽度の初期癌だったので、今は元気に復帰して合唱を続けていますが、一時は「おれたちはガク友会ではなく、ガン友会だな」と、苦笑しあったことでした。 お陰様でこのホームページも発行以来約1ヶ月がたち、思いのほか閲覧者も増え、多くの方々から激励の言葉をいただき、感謝しています。何しろ老いの手習いで始めたことなので開設に手間どりましたが、この道の達人・9期の若山邦紘君(法政大学工学部教授)が手とり足とりで色々と伝授してくれたおかげで、ようやく一応の体裁を整えることができました。特記して心からの御礼を申しあげます。今後ともよろしくご指導ください。 先月、岡田先生から直々に「楽友」創刊号等の貴重な資料をお貸しいただいたり、お話を伺うことができました。高校楽友会とも連絡がとれ、塾高の根垣先生からご好意あふれるお返事をいただきました。これらの資料や情報を活用し、今後ますますこの「楽友」を充実させていきたいと考えています。老若男女、皆々様からの活発なご寄稿やご意見、ご批判もお待ちします。 みなさーん、暑さにめげず、高校野球部の甲子園での活躍を応援しましょう!2回戦も突破!!慶賀のいたり。私たちも、選手たちと一緒に「若き血」を燃やしましょう。(08年8月11日) |
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