4人が出るのは大変なので、グループを代表して小島 恂(S41年文学部卒、小島正雄氏長男)がインタビューを受けたことがある。
ヨウちゃんは平凡新書から「ジャズに生きた女たち」(2008年)を出版した。その本が刊行されたとき、神楽坂の「もりのいえ」でオージーサンズが集まっているところに届けに来てくれた。いち早く渡したかったのだろう。サッチモの奥さんだった賢いリル・ハーディン、ブルースの女帝ベッシー・スミス、ビリー・ホリデー、エラ・フィッツジェラルド、それにチャーリー・パーカーやセロニアス・モンクのパトロンだった男爵夫人ニカらの話が書かれている。
久しぶりの教壇:私は42年間大学の教壇で音楽ではなく理工学系専門科目の講義をしてきたが、2011年3月に引退した。それがアート・センターのジャズの講義を1コマ持たされることになった。ヨウちゃんに頼まれて出来ないとは言えない。
7月のテーマは「アメリカン・ソングブックを生んだ作曲家たち」ということで、7月12日に私、16日にジャズ評論家の悠 雅彦が話をすることになっている。悠さんがGeorge
Gershwin、Cole Poter、Victor Young、Harold Arlenの話をするそうで、私にはそれ以外のコンポーザーから、Irving
Berlin、Hoagy Carmichael、Richard Rodgers、Jerome Kern、Johnny Mercerの5人の話をせよという注文だ。
講義の時間は夜学の時間19:00〜20:30である。塾生は無料だが外部の人は有料となっている。興味のある方は冷やかしに来てください。
詳細は ⇒ チラシ 参加申し込み
三田キャンパスでの講義は情報科学研究所の設置科目を80年代の初めの頃、週1コマを持たされていたが、それ以来のことで一昔どころか三昔ぶりだ。
おじさんコーラスのコンサート:OZ
SONSという素人ジャズコーラスが最初にして最後のコンサートを開催した。プロの演奏家には昔から知り合いが多いオジサンたちで、大きな舞台によく引っ張り出されて歌ってきたが、自主コンサートというものを一度はやっておかないといけないと思い、1年がかりで企画して6月15日に草月ホールで500人のお客様を迎えて大盛況のうちに終わった。
楽友会の仲間もこの話を聞きつけて、爺様ばあ様から現役の3人まで10数人が聴きに来てくれた。アンコールに歌った”SH-BOOM”という歌は楽友会の仲間で高校生時代に歌ったDoo
Wopのコーラス曲だ。7期の遠藤琢ちゃんも赤松っちゃんも忘れずに憶えていてくれた。「懐かしさの極み」だと。日本ではダークの兄さんたちが歌ってヒットさせた。そうだ、亡くなったパクさんの奥さんも聴きに来てくれた。

アンコール SH-BOOM
沢山の人が裏方で手伝ってくれた。元水球部だった小島(バリトン)がお手伝いを「峰岸という後輩に頼んだから」とわたしに言ってきた。当日、顔を合わせてびっくり仰天。何と峰岸篤ちゃん(8期)の長男、克行君だった。受付で霞のメンバーのオジサンたちを一手に迎えてくれた。
コンサートの様子は ⇒ こちらに
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