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鍵盤の魔術師とは? という問題をFacebookに出してやったことがある。沢山のジャズ友達が答えや感想やを書き込んで大騒ぎになった。何人かの素晴らしい回答を書いてきた人を紹介する。 |
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![]() Kunihiko Sugano(1936- ) |
私のコメントは「菅野さんは天才だろ?」 菅野さんは、古いミュージシャンには「スガチン」と呼ばれる天才ジャズピアニストだ。昔のミスティが出来る時のハウスピアニストだった。1970年頃だったか。現在も80歳を越したのにライブに出演し、若ーい歌手の伴奏なんてしている。われわれ爺はもったいないと思うのみ。 |
と来た。この人の知識は半端ではない。リストは「ピアノの魔術師」と呼ばれた。間違いではない。オスカー・ピーターソンは「鍵盤の皇帝」で正解だ。おまけに弾き語りの乾信夫の「マジックピアノ」まで書いてきた。60年代終わりのラジオ東京深夜ラジオ、銀座の銀巴里にも出ていた有名人だ。よくこんな名前を思い出す。
オスカーさんは当たり、Art Tatumの名前が出て来たのにも感心してしまった。賞品をあげたくなるではありませんか。
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という事でした。
ホロビッツがアート・テイタムの演奏を聴いてぶったまげて、その翌日、義父である大指揮者トスカニーニを連れて行き聴かせたら、トスカニーニは肝をつぶしてしまった。痛快なエピソードだ。 カウント・ベイシーはアート・テイタムを「世界の7不思議」の次「世界の8不思議」と評した。ファッツ・ワラーは「神」だと言っている。そんなテイタムは先天的な白内障で片目は全盲、もう片方も殆ど見えなかったという。
(2017/9/7・わかやま) |
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