Editor's note 2023/6
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サミー・デイビスJr.とタモリ
Sammy Davis Jr.(1925-1990)今日は2023年5月31日、5月というとサミーが1990年5月に亡くなった。64歳の若さだった。そこで、昔を思い出しているところだ。
1954年11月、サミーはLas VegasからSan Bernadinoへ向かってキャデラックを運転していた。San Bernadinoの街に入ったところで、74歳のお婆さんの車がバックで道に出てきた。そこにサミーの車が衝突し、サミーは左目を失った。
その後、サミーは海賊のような黒いアイパッチを付けるようになった。
この姿をシナトラは「みっともない」と嫌い、サミーに義眼を入れるようアドバイスした。そして、サミーはアイパッチを外したのである。
1980年代半ば
日本には、こういう人がいるのです。誰もが知っている顔です。
森田一義(1945- )森田一義=タモリは、1945年8月22日生まれ、早稲田ダンモ研中退。70年代後半になってテレビに出て来ました。一人で麻雀台を巡りながら中国語、朝鮮語などのFake Laguageで喋りました。かっぱはそれを見て「藤村有弘の真似だぁ」と叫びました。
タモリの右目は、小学生時代に電柱のワイヤにぶつかり、針金が右目に刺さり失明したのです。義眼を入れましたが、テレビではサングラス姿がトレードマークになりました。
サングラスは義眼を隠すためではなく、自分の顔にインパクトがないので掛けるようにしているのだそうです。
芸能界入りしたころ、先輩芸人にサングラスのままで挨拶して、「失礼な奴」と叱られたこともあるそうです。
テレビでのサングラス姿自宅では、普通の眼鏡でいるそうです。そのまま外に出ても、人に「タモリがいる」と気づかれることが無いのだそうです。
(2023/6/7)
編集後記 珍しく、6月号を上げるのを忘れていました。1週間も前から書いて準備していたのに・・・。
さっき、久保ちゃんからのメールを見て、初めて思い出したという醜態です。ごめんなさい。
みなさん、かっぱは何が言いたくて「サミーとタモリの話」を持ち出したと思いますか?
サングラスは文字通り、日の光が強く眼を開いていられないようなときに掛ける眼鏡です。人に目許を見せないのは、自分の表情・心理を隠すことです。かっぱにはタモリの考えは理解できません。
普段にサングラスを掛ける人物の心理を良く書いている記事はありません。
シナトラのアドバイスを素直に聞いたサミーはいい人間です。
(2023/6/7・編集部かっぱ)
2時間後に末続(12期)からのメールです。嬉しくなりました。
カッパさん、末です。 知りませんでした。 そういう背景が有ったのですね。有難う御座いました。
カッパさんのお考えも、よく分かります。僕だったら、どうしただろう?
多分「義眼」で、平気な顔をして正々堂々と、「俺は昔・・・」と言っていただろうと、思いますけど。
だって、病気になるのも怪我をするのも、自分で選んだわけじゃぁないから。俺だって「クモ膜下・・をやらなきゃ、随分と今とは違った人生になったろう」、と思うことも多いけど、逆に、「あんな事が有ったのに、ここまで頑張って立派」と、自分を誉めてもいますから。
末
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