リレー随筆コーナー

「香川に来いーまいよ」

 


高橋 寛(21期)


香川県高松市在住の21期高橋 寛と申します。
楽友三田会の皆様、香川に来られたことはありますか。香川のイメージは?
あー、うどん県だな、それも正解ですが、香川の魅力は「うどん」だけではありませんよ。
お正月のお雑煮はなんと「白みそにあんこ入りのお餅」です。びっくり!

香川という県を少し皆さまにご紹介いたします。
香川は全国で1番小さな県で人口は約96万人、年間降水量が少ないため1万6千もの「ため池」が活躍中。気候も海も穏やかで住みやすいところです。

138島もの有人島がある瀬戸内海に面しており瀬戸内国際芸術祭が3年に一度開催されています。2019年10月に終わりましたので次回は2022年4月です。

♪ ♪ ・・・瀬戸は日暮れて夕波小波 あなたの島へお嫁にゆくの・・・ ♪ ♪
小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」で歌われている歌詞を口ずさめば瀬戸の景色が浮かびます。

海に浮かぶ島々とアートが夢の共演をするこの芸術祭は、香川県では大きなイベントで開催期間中(6か月)に訪れる外国人観光客がハンパでないくらい多いです。
ちなみに4年に一度「高松国際ピアノコンクール」も開かれているんですよ。

また香川県は移住希望地ランキングトップ20でも17番目で、愛媛県や高知県も20位以内に入っています。それだけ四国に住んでみたいという方が多いのは、地元の人間としてはうれしいことです。
また世界最大の閲覧数を持つ口コミサイト「トリップアドバイザー」が発表した今後注目の訪れたい観光地として高松市が世界で17位に選ばれました。すごいですよね。
住んでいる人間には観光地というイメージはあまりないのですが、香川の魅力を語るサイトを見ると、香川は「ほどよい」らしいです。

温暖な気候のもと新鮮な海や山の幸が安くて美味しいし、おじいちゃんやおばあちゃんはお接待の心が根付いています。これは弘法大師さんのおかげかな。弘法大師が生まれた善通寺も香川県にあります。四国霊場八十八ケ所巡礼の旅にもぜひお越しください。

自慢ばかりになりましたが、ぜひ一度、讃岐弁で「香川に来いーまいよ」
次回のバトンは、香川のお向かい岡山在住の23期 松山 勇仁君にお願いしました。
どうぞよろしくお願いします。

    


編集部 3月に入って「楽友」編集部に送られて来るのは、練習の中止通知やコンサートの中止案内ばかりで、変な年になりました。

そこへ香川在住の高橋君からのリレー随筆原稿です。爺ちゃんをホッとさせてくれました。

6年前、9期の15人が小豆島旅行をしました。同期の大森 拓君が小豆島の住人で、彼を尋ねて一泊旅行を実施しました。いい旅でした。 ⇒ 小豆島の旅

(2020/3/21・かっぱ)


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