AGFC & AKGC
楽友会合唱フェスティバル

楽友会は塾高から女子高、そして大学へと順次組織を拡大し、多くの音楽を愛する男女塾生の合唱の場、心の出会いの広場を築いてきました。そして学校卒業後も皆はそれこそ「雀百までを忘れず」で、「楽友三田会合唱団」や「OSF男声合唱団」といった、大小さまざまな合唱グループを立ち上げ、新たな歌や交わりの輪を広げてきました。

そうして楽友会の歴史が60年を越し、各組織の卒業生総数が千人を超す大集団になった頃から、かつて「同じ釜の飯を食い」充実した青春時代を過ごした仲間同士が、年に一度は一堂に会し、再び歌い、友情の実をより高めようではないか、という気運が盛りあがり、2011年7月2日に「第1回オール楽友ファミリーコンサート(AGFC)」が開催されることになったのです。全体合唱を含めて15組のグループや個人が参加し、多様な演奏が繰り広げられましたが、そこにはコンサートというより「音楽・合唱の祭典」といった、活気ある雰囲気が溢れ、皆は明日を期し、大好評のうちに散会しました。

しかし残念ながら、楽友三田会では組織的な継続体制が整わず、その後の開催を危ぶんでいたところ、幸いにも高校楽友会出身のOB/OGが立ちあがり、大学時代の所属クラブのいかんを問わずに結束し、独自の企画と自主的な拠金によって2012年6月10日、六月祭(みなつきさい)(AKGC)〜みんなでつくる文化祭〜」という名称で、AGFCと同趣旨の会を開催してくれることになったのです。

そもそもこのグループは「岡田先生の指揮で『青春讃歌』を歌おう!」という呼びかけで始まった「忠友会」合唱団員が中心メンバーで、09年からワグネルの「オムニバス・コンサート」に参加して経験を積んでいます。だからこの種の行事運営に長けており、今回が初の自主運営だったにもかかわらず、見事な内容でこの会を成功に導いてくれました。現役高校楽友会や全体合唱を含めた16組のグループの中には、高校楽友会出身のプロの男声カルテットやピアニストも交じり、会はいやがうえにも盛りあがり、高校生がいるため酒を控えたその後のレセプションも、親子団員や老若男女入りまじり、大いに楽しめたようです。メデタシ、メデタシ!

「楽友」編集部は、今後この種の行事が目白押しに開催されることを期待しています。「オール大学楽友会コンサート」「オール湘南キャンパス楽友会コンサート」「オール楽友新婚さんコンサート」「オール『ママ友』楽友コンサート」「オール爺婆楽友コンサート」そしてそれらを総括する1年1度のAGFC!・・・想像するだに楽しくなってきませんか?

そうした事態に備え、時期尚早かもしれませんが、当「楽友」は各種の「楽友会合唱フェスティバル」の受け皿コーナーを用意しておくこととし、若山技師長はあっという間にサイトマップを次のように改訂しました。(編集部オザサ)

⇒ サイトマップ

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オール高校楽友会コンサート(AKGC)
 
 

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