これだけのドット数で漢字など書くのは無理です。もっと点の数を増やさなくてはなりません。昭和40年代でしたが、国産の大型のコンピュータで漢字フォントが印刷できるようになりました。三田の計算センターの富士通の計算機がきれいな明朝の活字を印刷するのでたまげたことがありました。
写真などの画像も本質的にはこれと同じで、デジタルの画像は連続的ではなく、小さな点(ドット)とかピクセル(画素))でできています。

この画像は364×273ピクセル
最近、私が仕入れた簡単なデジカメですがサイズは最大3645×2736ピクセルの写真が撮影できます。上の画像の縦も横も10倍のサイズです。面積は100倍で画像情報は100倍必要です。このデジカメではおよそ4通りのサイズ設定ができます。
写真の縦横比を4:3にすると、
● L版:3645×2736 A2版印刷用
● M1版:2816×2112 A3版印刷用
● M2版:1600×1200 はがき版・L版印刷用
● S版:640×480 単純なメール添付用
と書いてあります。
S版以外は、「楽友」の画面でははみ出て見られません。「楽友」の画面の横幅は800ドットに設計してあります。文章・画像の最大幅は750ドットです。
一眼レフのデジカメではさらに大きなサイズの画像ファイルとなります。
また、最近のプリンターは多機能のものが出回っています。印刷だけでなくFAX機能がついていたり、パンフレットや新聞切抜きや写真を画像ファイルとして読み込むスキャナー機能もついています。
画像ファイルの編集
画像の編集や加工を行うためのソフトがあります。画像編集ソフトの主な機能はこんなものがあります。
● 画像のトリミング
● 画像の明度・輝度・色調の調整
● 画像のフォーカス調整
● 画像サイズ・印刷サイズ・解像度の変更
● 画像のレタッチ(文字を挿入したり、部分的に修整を加える)
小さいサイズの画像は拡大すると、当然のことですが粗くなってボケボケの画像になります。通常は大サイズ・高画質の画像をカットしたり縮小したりします。画質を落としてその分サイズを大きくすることもできます。
一般にこういう作業は素人向きではありません。わざわざ何万円もするPhoto
Shopのようなプロ用のソフトを買っても、マニュアルを見たら「何も判らない」なんてことになるのが落ちです。
自分のカメラからPCにファイルを移して、データベースの整理をしたり、気に入った写真をプリントしたりするだけなら画像処理のソフトなんていりません。
Officeユーザーでしたら、Office
Toolの中にあるMicrosoft
Picture Managerがシンプルです。一度、試して御覧なさい。写真ファイルの簡単な加工を練習できます。
より大きなファイルはそれだけ利用価値は大きいのですが、メール添付には不便です。一度にたくさんの写真を添付すると相手のメールBoxがパンクするかもしれません。面倒見の悪い人は自分のメールサーバーの受信メールBoxの管理ができません。スパムメールや下らないメールですぐ一杯になってしまいます。
最近はWEBメールが流行っています。Yahooメール、MSNのHotmail、GoogleのGmailはメールBoxの容量が数GBと巨大です。プロバイダーのメールはあなたの主たるメールですが、それ以外に上記のWeb
Mailを持っているととても便利です。編集部はGmailの利用者です
インターネットが見られる環境では、何処にいてもGmailをInternet
Explorerからアクセスできます。わたしはすべてのメールをGmailに転送しているので、何処ででも見られます。携帯でも携帯メールでなくGmailを見ています。
無料写真加工・編集サイト
があります。使いづらいソフトを買って結局使わずじまいということがあります。ばかばかしいのですが使ってみなければ判らないことも事実です。
こんなサイトがあります。大量の写真でなければここに写真ファイルを送って、加工・編集ができます。一度、試してみてください。
無料の写真加工画像編集サイト
(2023年現在、↑は無くなっています。検索すれば沢山出てきます)
このサイトをお気に入りに入れておくと便利です。(2011/4/18)
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