楽友フォトアーカイブ

須藤写真館フォトヒストリー

銀座ピルゼンにて
1962年11月11日

この日は文京公会堂で第11回慶應義塾楽友会定期演奏会のあった日である。その打ち上げがピルゼンで行われた。

曲目 シューベルト「混声合唱曲集」
指揮/舟山幸夫  ピアノ/鳩山満喜子

木村 繁「津軽の旋律」
指揮/大野 洋  ピアノ/日野原萬里子

W.A.モーツアルト「戴冠ミサ曲」
指揮/岡田忠彦 
独唱/志賀朝子(S) 、浅野美代子(A) 、塚越敏雄(T) 、田島好一(B)
管弦楽/日本室内交響楽団

    

    

銀座のピルゼンというビヤ・レストランは旧交詢社ビルにあった。2001年にビルが建替えで閉店した。ビヤホールといえば、銀座のライオンでもクリスマス・パーティを開催したものだった。

銀座での2次会はトリス・バーのBrickに連れて行かれた。ドンファンなんていうバーもあった。「希望の島」をみんなで歌った記憶がある。腹がへるとスイスのカニコロッケなんて食べに行った。

銀座通りも昔とは変わってしまった。今ではブランド物の店ばかり軒を連ねている。面白くもおかしくもない。GUCCIなんてサンモトヤマでひっそりと売っていたのに。我々爺さんにとっては「銀座も遠くなりにけり」だ。(かっぱ・2013/2/19)