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高校楽友会OB/OG懇親会 2010年10月11日(祝) 日吉来往舎 (編注:以下文中「(高校楽友会)X期」+13=「楽友三田会」相当期です。 |
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司会者席から 池田 優子(高校楽友会13期) |
第1回懇親会の大事な司会役をさせていただきました。 「堅苦しくなく、できるだけ歌と歓談を多く、若い人たちがまた出たくなるような会にしてほしい」という幹事の皆さんのご要望を実現するべくがんばってみましたが、多少はご期待に添えたでしょうか。 |
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驚いたのは、一度も全体練習などしていないのに、各年代の指揮者の指揮のもとに合唱曲が作り上げられていくことでした。「うわ、さすが」と思わずつぶやきました。若手の指揮者の方からは「緊張する〜」という声も
聞かれましたが、始まってしまえば堂々と指揮をされていました。 |
細長い懇親会の会場の左に若手の46回定演に近いみなさんが、そして右奥に会友と1回定演に近いみなさんが集まっていらっしゃいました。46年の差というと、親子以上の相当な違いがあるように感じられますが、一代一代が前後二代ずつ重なって、結局全体がつながっているんだということを、真ん中にいると実感できました。懇親会場を、
広げた扇子にたとえるならその要の部分にいらっしゃったのが岡田先生と奥様・そして麻生先生。人のつながりのおもしろさ、大切さを感じた瞬間でした。 |
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私事ですが、仕事や育児・家事で忙しく目先のことに夢中になっていて、ふと顔を上げたとき、急に仲間が恋しくなりました。何年も連絡も取らず自分勝手に生活していたのに、高校楽友会は高校時代と変わらず、受け入れてくれるように思いました。それも高校卒業後も歌に親しみ、常に楽友会を忘れず、愛し続けてくれた人たちがいるからだと思います。若手の皆さんには、そんな郷愁に似た気持ちは、まだ理解できないかもしれません。でも、自分が行けば受け入れてくれる場所というのは、(何十年も音信不通にしていた私が言うのもなんですが)本当に大切です。
集まってくださった皆さん全員に、お礼を申し上げたいと思います。 |
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縁は異なもの、味なもの 4期:小笹 和彦(高校楽友会会友) |
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♯ フトしたことから年齢 “Over Sixty Five”のOB連が「楽友三田会OSF男声合唱団」を結成し、06年9月から同期の井上清君宅で練習を始めた。そのうち1期の長谷川さんから「女房がね、<ぜひ『千の風』をやるべきよ>といっているので何とかしてよ」といわれた。 そこで楽譜探しを始めたが適当なものが見つからない。しかしネット検索をしたら須田和宏という人の男声合唱用編曲があることを知った。しかもその人のプロフィールには「83年慶大卒。ワグネル男声合唱団OBで、在学中は学生指揮者を務め、指揮法を岡田忠彦、北村協一氏に師事」云々と書いてある。何という僥倖!!!これが最初の奇縁である。 早速連絡したところ「ぼくも高校時代は楽友会。何でも協力しますよ」と応じてくれた。そしてその後の交信で「偶然ですが『千の風』を演奏します」との通知を頂いた。それは「第14回ワグネル・オムニバス・コンサート(09年4月18日/於日吉・藤原記念ホール)」のこと。早速伺って同君の指揮によるワグネルOB合唱団のお手本演奏を拝聴した。 ♭ ところがその時私は軽いショック状態にあり、須田さんには失礼ながら「千の風」は耳朶にそよぐ微風のようにしか感じられなかった。というのは、その直前に岡田先生の指揮する「忠友会」の演奏があり、モーツァルトの“Ave verum corpus”と小林亜星さん(会友)の「青春讃歌」を歌う光景を見ていたからだ。 それまで私は「忠友会」というグループの存在を全く知らず、また「楽友会」以外の人たちが演奏する「青春讃歌」を聞いたこともなかった。だから<エッ!いつの間にこんなことになったのか>という衝撃を受けたのだ。 そこでプログラムをよく読んだら「忠友会」は高校楽友会のOBGが結成したグループで、当日は恩師を迎え、「忠友会」に現役高校生を加えた合計約50名が意気高らかに演奏に臨んだ、ということらしい・・・・・。 つまり「楽友会」には「三田会」の他に、もう一つ別の「OBG会=忠友会」があったのだ。その時の感懐を私はこの「楽友」ホームページ/09年5月のEditor’s noteに記した。恐らくそのNoteが忠友会の誰か、阿波田尚君(26期)か亀井淳一君(29期)か、の目に留まり、それを契機として両君は改めて個人として楽友三田会に加入し、今年の新年会にも出席してくれた、と思う。 ♯ そして入会するやいなや「オール楽友会ファミリー・コンサート(略称AGFC)」開催の記事に注目し、それに参加する方が<「忠友会」としてはワグネル・オムニバス・コンサートに出演するよりも、よりふさわしい>と判断し、その段取りを進めてくれたのである。確かに、ワグネルには公式には「混声合唱団」という組織が無いから、「忠友会」の存在は異色であろう。しかも、後で知ったことだが「忠友会」は必ずしも高校楽友会から大学でワグネルに進んだ人たちだけでなく、他のクラブや大学に転じた人たちも交えたグループだということなので、性格的には楽友三田会に等しい。そして何よりも両者は名称と「青春讃歌」という愛唱歌と、岡田先生という共通の師で一致する。いわば兄弟姉妹の関係にある。今まで一緒に活動してこなかった方が不思議なのだ。 それに気づいてくれたのが阿波田、亀井の両君であり、もしこの両君の迅速果敢な判断と働きかけがなければ、今回の「懇親会」が実現することはなく、「AGFC」への参加も型どおりの一般参加で終わっただろう。 ♭ だが楽友三田会側に日高好男君(14期/高校楽友会1期)がいたことも幸いした。同君は両者の接点として機敏に対応し、社業繁多で東奔西走しながらも幾度となく自社の会議室を開放し、打ち合わせや親睦の時をセットアップし、両者の絆を固く結び合わせてくれた。それは、高校楽友会の第1回定期演奏会を主宰した当事者(注:その故に、同君の同期生は「高校楽友会第1期」といわれている)の責任感というよりも、より広く、「オール楽友会」発展のために捧げられた深い愛情と情熱の賜物と思われ、心からの感謝を捧げたい。 ♯ かくしてこの懇親会は数々の合縁・奇縁と晴天に恵まれ、岡田先生ご夫妻を始め、150名の多きを数える出席者で大賑わいとなった。会友を代表して葉山雅章さんも出席された。それによって楽友会の母体「音楽愛好会」の創始者グループ(岡忠会)から若手OBG(忠友会)に至る、半世紀を超える幅広い年代の同士が一堂に会する交流が実現したのである。これは楽友会史上の画期的な出来事で、OBの一人として欣快に耐えない。だが単にその喜びに浸っているだけでは情けない、一つの同窓会が増えただけではないかという思いに駆られる。現役の参加が得られなかっただけに、その思いが増したのかもしれない。 ♭ だからこそ来年7月2日(土)に開催されるAGFCには、何とか高校楽友会も参加してもらえないだろうかという思いが募る。そうでなければ「オール楽友会ファミリー・コンサート」の体をなさないし、一貫校としてのメリットも活きず、何よりも「半学半教」や「社中一致」という福澤精神にもとることになると思うからなのである。 塾高には伴博資(11期)、竹中一夫(17期)の両君、女子高には筑紫秀子(4期)君が、それぞれ根垣俊宏先生(塾高部長)と関口資大先生(女子高部長)を通じ、積極的にアプローチしてくれている。でも残念ながら、いまのところ前向きな回答は得られていない。しかし諦めるのはまだ早い、と思う。一人でも多くの先輩たちが現役の活動に関心を示し、例えば練習や合宿や、少なくとも演奏会に顔を出すようになれば、必ずや人的交流の輪が広がり、自然にAGFCへの参加も決まってくることになると思う。そんな期待がふくらんだ「高校楽友会OB/OG懇親会」の楽しい一日であった。(10月12日) ― 現役会員数統計 ―
(空欄は該当人員不明、「‐」はNA=対象外であることを示す)
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![]() ア ル バ ム |
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ごくろうさま 幹事の皆さん |
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来 賓 席 |
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ご 挨 拶 |
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和やかな会でした |
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