追悼文集

天国のカンちゃんへ

12期 鈴木(稲森)一枝さん

杉原洋子(12期)

カンちゃん!あなたはたった3日間入院しただけで、なぜ急いで天国へ旅立ってしまったの!!

ご主人からご連絡頂き、「どうして?」「なぜ?」という想いで、毎日、あなたの事考えていました。人の生き方も様々、そしてその終わり方も色々と考えている内に、あなたの衝撃的な最後に行きつき、それと同時に、もうあなたに再び会えない悲しみにおそわれました。

5年前から、ご自分のお母様を引き取り、お世話なさっていたカンちゃん。昨年9月初旬、あなたが体調を崩し検査の末9月28日に入院、その3日後の10月1日に旅立たれたとご主人からご連絡頂きました。

5年間のお疲れと共に、病魔があっという間にあなたの命を奪ったのでしょうか。
お母様には「10日間後に又お世話するので待っていてね」とおっしゃって入院なさったとか。ご家族もお母様の施設での介護を提案なさっても、優しいあなたは、ご自分が介護するとおっしゃり、でも極限まで頑張っていた事を思うと、あなたは本当にご自分の信念を貫いて逝ってしまったのね。カンちゃんらしい生き方のようにも思えます。でも普通の人にはとても出来ないし、私も出来ません。

我々は双子の姉妹、稲森一枝さんをカンちゃんとニ枝さんをツーちゃんと呼んで、ツーちゃんは静かで控えめ、カンちゃんは、はっきりとした性格と我々にはうつっていました。いつも羨ましい位仲の良いおふたり。新入生歓迎会では、男性カルテットと、ギター伴奏でジャズの曲を二人で披露、お声の合った素晴らしいハーモニーは忘れられません。

あなたと私は同じ教育学部。あなたは真面目で努力家、そして頭脳明晰。あなたが、「A」を中々出さない有名な経済学部千種教授の授業をとり、見事「A」を取った事は私の記憶に残っています。

卒業後は地元静岡に帰られたおふたりなので、中々お目にかかれませんでした。私はあなたの静岡での結婚式に出席し、幸せそうな笑顔を今でも忘れられません。その後、私は主人と旅行中静岡にお寄りし、ご実家の老舗鰻店で豪華な鰻御膳をご馳走になり、今でも思い出します。


ご主人の演奏会


卒業25周年


12期熱海旅行

ご主人の東京での演奏会に二人そろって上京なさり、何人かで聴きに伺った事も、又卒業25周年の時にお二人で出席なさり、日吉式典の帰りに皆と一緒に我が家へいらして下さいましたね。皆楽しそうな写真が残ってます。そして12期熱海旅行ではご実家鰻店(あなご屋)にも寄らせて頂きその時にお会いしたのが最後だったとは、、。

我々はもう80歳に手が届く年齢。身体もガタガタ、その上コロナや世の中も不安だらけ、それでも生きて行かなくてはなりませんものね。楽しい事や希望をなんとか見つけながら、、、。

そんな私たちを、勿論残されたご家族、長く療養中のツーちゃん、あなたの手を離れ施設のお母様を天国から見守って下さいね。

12期のみんなも悲しく寂しい思いをしています。
そして、皆あなたの事をいつまでも忘れません。
天国でゆっくりお休みください。

(2022/4/12)

  


編集部 稲森さんの訃報を初めて知りました。今晩、突然のヨーチンからの追悼文が投稿されてきました。

ご冥福を心よりお祈りいたします。R.I.P.

(2022/4/12・かっぱ)

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