追悼文集

小澤征爾氏の想い出

 
飯田武昭(6期)
 

小澤征爾(指揮者)氏の訃報が伝えられ、私のBLOG仲間の数人が追悼のメールをしてきました。私も本日に、以下の思い出を取り急ぎメールしたところです。

  

指揮者、小澤征爾氏の訃報に接し、私もいくつかの思い出があります。

彼の略歴や活動経歴は安田さんのメールで紹介されているので大変参考になりますが、彼の音楽的評価は日本国内よりも、むしろ欧米での評価が高かった気がします。

日本では、新日本フィルが立ち上がった1972年から、このオーケストラを懸命にサポートした印象が強かったですが、私は1980年からニューヨークで仕事をしていた4年間で、小澤征爾&ボストン交響楽団のニューヨーク公演を度々聴く機会がありました。

ボストン交響楽団は当時、アメリカの五大オーケストラの一つに数えられていて、既に100年の歴史を刻んでいた頃でした(ボストン交響楽団100年史の表紙を飾った時代でした)。

それとボストン郊外のタングルウッドでの夏の野外コンサートは、つとに有名でしたが、タングルウッドを聞きに行くには、チケット&宿泊確保が必要で、仕事の関係でなかなかチャンスがなくて苦労しながら車で行きました。

サイトウ記念オーケストラ(松本)は2005年に行きましたが、昨年の松本での演奏会(ジョーン・ウイリアムズ特集)をテレビで観た時に、盟友ウイリアムズ指揮を車椅子でカーテンの陰から覗いていた小澤征爾の姿を観て、88歳の歳を感じた次第です。

彼のウイーン、ベルリンとの関係と活躍も素晴らしかったですが、若い演奏家のユンディ・リー(18歳でショパン・コンクール優勝)やランランなどを指導し、音楽談義する姿の録画映像は世界的音楽家の一面が表れていると思いました。

あっぱれな人生でした。合掌!

 

https://youtu.be/HBHwIfbIjQU?si=rOWGS7h-Lkvp8wXv

(2024/2/10・飯田武昭

  

 

編集部 6期の飯田さんが小澤征爾の訃報に、故人の想い出メールを送ってくれました。

若い時の画像でビックリです。

宝塚のお友達の間で、いつもの「メール交歓会」があったということです。ご自分の文章だけ送ってきました。全体の様子や原稿に書かれている安田さんのメールは見ることが出来ません。悪しからず。

(2024/2/10・かっぱ)

カッパさん、
飯田さんの原稿についているディヴェルティメントは、小澤の典型的な演奏ですね。
彼の音楽は、斉藤秀夫のカラーを引き継いでいて、テンポが変幻自在で、日本的な、日本人の心に染みる(日本人が好きな=言い方が悪いかも知れませんが若干浪花節的な)演奏、だと思います。そう思いません?
彼のワルツもそうですが、カラヤンやクライバーやラトルなどの(さっぱりした三拍子の)演奏とは(良し悪しや好き嫌いは別として)一線を画した演奏だと思います。
ただ、僕は好きですけど。

(2024/2/13)